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奈良・平城宮跡の東の端から、東の山中を見てます。東大寺や若草山がよく見えますね。1300年の昔の奈良平城京が蘇えります。


by nbsan1491
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今日の お 散 歩

先に書いた「ウワナベ古墳」の破壊について、どんなんですかと質問が有りましたので載せて置きます。凡そ40年程前に国道24号のバイパス工事でウワナベ古墳の東側の堀の土手部分をカットして道路にしてしまったのです。写真の右側土手の部分が直線的になってます、元はもっと外側に膨らんでいたのですが、古墳本体から見ても歪になってますね。
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凡そ40年前に「ウワナベ古墳」と「JR関西線」の間に国道24号のバイパスを作った為に「ウワナベ古墳」の堀の土手部分が相当削られているのが解ります。これが破壊行為と見られているのです・・・
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何時も見ている「ウワナベ古墳」ですが、この位置からは素晴しい「古墳」ですね。。。
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ウワナベ古墳から国道24号とJRの線路を越えて暫らく行くと「業平寺と呼ばれる不退寺」があります。
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平安時代に在原業平が自作の仏像を安置したとされる。本堂を含めて、写真の南大門、他「重文」が多数あります。
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不退寺の由緒説明です。
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この寺の起源は平安初期。佐保路の商店が連なる法蓮町の道筋右手に入りJR関西線の踏み切りを渡った先に不退寺がたたずんでいる。
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佐保路を東へ法蓮町の道筋を左手に入った住宅街の奥にひっそりと「興福院」(こんぶいん)があります。
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この院は通常は拝観は受け付けて居りませんで、事前予約により拝観が出来るそうです。
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興福院は浄土宗の尼寺で元の寺地は尼ヶ辻にあったそうです。天平勝宝年間に聖武天皇の御学問所を菅原伏見の里に移し弘文院と称したことに始まるといいます。現在の院は天正年間に筒井順慶一族が弘文尼寺として再興したことに始まりました。
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只今話題の興福寺は藤原氏の氏寺であります。法相宗の大本山。国宝の五重之塔は、光明皇后の発願により、730年に造立された。東金堂と隣り合い罹災と再建をしばし共にしてきた。
興福寺の東金堂です。
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日本の各地にある古塔のうちで、ながい歳月の間に、日本人の顔を一番多く見てきたのは、おそらく、興福寺の五重之塔でありましょうね。「今日も修学旅行の中学生が沢山きてました」
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730年(天平2年)光明皇后の御願によって創建されてから5回の火災に全焼しながらもよく建ち直ったものです。
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この塔の高さ52mというのは、京都東寺の五重之塔に次ぐ高さとして印象的であるほか、その堂々とした風格は、押しも押されぬ宇内屈指の大伽藍ならではの心意気をしめしている。
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何時もの通り平城宮跡まで帰ってきました、平城宮の只今のメインで有ります、「大極殿」を遠望、南側から
見てみました。流石に広大な平城宮跡のなかでもよく見えております。「近鉄の線路間際から見てみました」
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此処も「ススキ」がイッパイです、秋を感じながらお散歩をしております。
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本日のお散歩に使いました自転車です。「サイクリング用ロードレーサー」と呼んでおります。
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Commented by at 2009-10-22 20:10 x
N Bsan、今晩は。
私も各地の郷土資料館、郷土博物館などを見るのが好きで、東京周辺の古墳も見ておりますが、奈良のように古の姿をとどめたものは、まずありません。関東地方にも、思いのほか古墳は存在しているのですが、残念ながらそんな有様です。
古墳の周囲の堀に、水がある景色はほんとに好いですね。
Commented by N B san at 2009-10-22 22:05 x
古墳については現在の天皇陵・皇后陵は宮内庁の直轄ですから一般はなんとも出来ない状況にありますね。そうでない古墳は、県とか市とかの埋蔵文化財の関係部署が管轄してますので、比較的内容についても解っているようです。宮内庁、直轄の古墳は解らないところが多いですね、それでも歴史上楽しい部分も多々あります。

今年の年末に奈良大和路の「古社寺・古墳」を楽しむプランを考えて居るのですが、ご一緒しましょうか・・・CCラリーの時に詳細をお話ししましょう。。。
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by nbsan1491 | 2009-10-21 21:35 | Comments(2)